今のビジネスパーソンにどうしても読んで欲しかったので書きたかったコト
与沢翼氏の失敗については今更自分が書かなくても
文章力のある方々が色々なブログやニュースで書かれているでしょう
http://friday.kodansha.ne.jp/archives/13277/
しかし同時にこんな対照的な記事を見た
定年前後に“社内失業”するのはこんな人!
今こそ主張したい「40歳定年制」の本当の意味
http://diamond.jp/articles/-/52752
今や定年までの労働年数より平均的な会社寿命の方が短くなってきている
定年前に会社が無くなってしまう時代が今後やってくるのだ
自分自身が社会にポンと放り出されてやっていけるのか?どうだろう
自身の経験も交えて書いてみる
自分は20代前半でうつ病を発症した
勤務が不可能となりしばらく休職していた時期がある(今も完治とはいえないが)
復職後は少し責任が軽いポジションでの再スタートとなったが
そこで感じたのは取引先の方の態度の変化である
社内的にはリハビリ的なポジションでのスタートだが社外から見たら「降格」だ
手のひらクルリまではいかないが明らかに素っ気無い対応をされる
酷い人達だと当時は思ってたが今考えれば何て事はない
ごくごく当たり前な事だ
そもそも20代そこらの若造にいい年したおっさんが愛想を振りまくわけが無い
彼らが相手をしていたのはあくまで「肩書き」
逆に彼らが魅力を感じる個人的な強みを持ってない自分を恥じるべきだ
その事に気付けただけでこの休職期間はかなり価値のあるものになった
さて冒頭で触れた与沢翼氏のニュースだが
彼は会社など無くても「与沢翼」としてブランディングされている
やっていた商売が私利私欲に走って失敗した、世の中の原理原則に気付いてなかった
諦めずにいればどこかで逆転してまた浮上してくる人なんじゃないかと思う
本当に危機感を覚えなければいけないのは多くの会社に依存してる人達
「○○会社の○○部の部長をしていた」
そんな「肩書き」や「会社のカンバン」は会社が無くなれば全く意味を持たない
意外に気付いて無い人は多いのではないだろうか
会社のカンバンを自分の力と勘違いしていないか?
その商談相手が笑顔を向けているのはあなたではなく「会社のカンバン」だ
「無知の知」という言葉がある
私自身、個人でやっていけるスキルや人脈を持っているかと言われたら今はNOだ
ただ「会社のカンバン」に依存している自分を知ること
そこが全てのスタートになる
会社で働きながらも自己投資を始め自分自身でやっていけるスキルを磨くのか
会社に依存したままただ漫然と過ごすのか
あなたはどちらを選びますか?
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